エリア別マンション売却

池尻大橋のマンション売却相場と、大橋ジャンクション周辺ができた経緯

大橋一丁目では、1990年に大橋ジャンクションを含む中央環状新宿線の都市計画が決まり、その後、道路整備とあわせて周辺街区の再開発が進められました。

2004年には約3.8haの大橋地区第二種市街地再開発事業が都市計画決定され、住宅、公共施設、広場、道路などが一体的に整備されています。

現在のクロスエアタワーや目黒天空庭園も、この一連の街づくりの中で整備されたものです。

目黒区の中古マンション価格を長期で振り返る

ここで掲載しているのは、池尻大橋駅だけではなく、目黒区全体の中古マンション成約㎡単価です。

2002年度は56.23万円/㎡、2025年度は155.09万円/㎡となっています。

直近の価格上昇は皆さまもご認識の通りですが、20年以上の推移では、2007年度の78.11万円/㎡から2012年度には65.05万円/㎡まで下落した時期もありました。

現在は長期で見ても高い水準にありますが、過去には下落した時期もあったことは興味深い事実です。

目黒区 中古マンション成約㎡単価の推移|2002〜2025年度
目黒区の中古マンション成約平方メートル単価の推移2002年度から2025年度まで、24年度分の成約平方メートル単価を示す折れ線グラフです。5075100125150万円/㎡56.23200278.11200765.052012102.312020155.092025年度目黒区の中古マンション成約平方メートル単価の推移2002年度から2025年度まで24年度分の成約平方メートル単価を示す折れ線グラフです。50100150万円/㎡56.23200265.052012155.092025年度
  • 2002年度:56.23万円/㎡
  • 2003年度:55.96万円/㎡
  • 2004年度:58.72万円/㎡
  • 2005年度:58.69万円/㎡
  • 2006年度:68.18万円/㎡
  • 2007年度:78.11万円/㎡
  • 2008年度:70.29万円/㎡
  • 2009年度:71.65万円/㎡
  • 2010年度:70.62万円/㎡
  • 2011年度:67.46万円/㎡
  • 2012年度:65.05万円/㎡
  • 2013年度:71.74万円/㎡
  • 2014年度:79.77万円/㎡
  • 2015年度:87.14万円/㎡
  • 2016年度:88.50万円/㎡
  • 2017年度:92.11万円/㎡
  • 2018年度:93.46万円/㎡
  • 2019年度:94.02万円/㎡
  • 2020年度:102.31万円/㎡
  • 2021年度:113.86万円/㎡
  • 2022年度:121.98万円/㎡
  • 2023年度:126.63万円/㎡
  • 2024年度:138.41万円/㎡
  • 2025年度:155.09万円/㎡

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「中古マンションの区市町村別成約状況」。目黒区全体の中古マンション成約データです。年度によって成約したマンションの築年、面積、立地などが異なるため、池尻大橋駅周辺や特定のマンションそのものの価格推移ではありません。

大橋ジャンクションと周辺街区は、一体的に整備されました

現在の大橋一丁目周辺の大きな変化は、1990年に大橋ジャンクションを含む中央環状新宿線の都市計画が決まったところから始まります。

既成市街地に大規模なジャンクションを建設するため、道路だけではなく、周辺の街区もあわせて整備されました。

2004年には、大橋地区第二種市街地再開発事業が都市計画決定されています。

再開発区域は約3.8ha。住宅約900戸、計画人口約1,800人という規模でした。

東京都はこの事業を「まち・みち・再開発一体型プロジェクト」として説明しています。

目黒区の街づくり、首都高速道路の整備、東京都の再開発事業を一体的に進めたことが、この地域の大きな特徴です。

2009年にはプリズムタワー、2013年にはクロスエアタワーが完成しました。

再開発には住宅だけでなく、公共公益施設、広場、道路なども含まれています。

大橋一丁目の整備
  1. 中央環状新宿線・大橋JCTを都市計画決定
  2. 大橋地区第二種市街地再開発を都市計画決定 約3.8ha
  3. プリズムタワー完成
  4. 中央環状新宿線開通
  5. クロスエアタワー完成・目黒天空庭園開園

目黒天空庭園は、大橋ジャンクションの屋上にあります

目黒天空庭園は、大橋ジャンクションの屋上につくられています。

2013年3月に開園し、地上約7〜35m、面積約7,000㎡のループ状の庭園です。

大橋地区の整備では、ジャンクションの屋上利用だけでなく、目黒川沿いの歩行空間、電線地中化、横断施設、公共公益施設、防災なども同じ街づくりの中に組み込まれていました。

また、この地区では立体道路制度も活用されています。

道路として必要な空間を立体的に限定することで、その上下などを再開発用地として活用できる制度です。

大橋ジャンクション、クロスエアタワー、目黒天空庭園が近接しているのは、こうした道路整備と再開発を一体的に進めた経緯によるものです。

池尻大橋でマンションを売るとき、街区の成り立ちも説明材料になります

池尻大橋の大橋一丁目では、高速道路、住宅、公共施設、公園、歩行空間が一体的に整備されています。

その背景を知っておくと、クロスエアタワーや目黒天空庭園がなぜこの場所にあり、周辺の街区がどのように形づくられたのかを具体的に説明できます。

マンションの販売では、駅距離や建物の設備だけでなく、周辺の公共空間、歩行環境、公園、街区の成り立ちも買主の関心事項になります。

特に大橋一丁目では、高速道路の整備とあわせて住宅・公園・公共施設まで再編されたことが、他の地域とは違う特徴です。

販売資料や内見時に、クロスエアタワーや目黒天空庭園を単独の施設として紹介するだけでなく、街づくり全体の中で説明できることは、池尻大橋の特徴を伝える材料になります。