エリア別マンション売却

代々木公園・代々木八幡のマンション売却相場と、駅・住宅地の変化

代々木公園駅と代々木八幡駅の周辺には、富ヶ谷、元代々木町、代々木五丁目などの住宅地が広がっています。

代々木公園の近くでも、マンションが建つ場所によって周囲の道路や建物、地形は変わります。

代々木八幡駅は2019年に大きく改良されました。周辺の住宅地には、かつて川だった場所や、台地から低地へ下る地形も残っています。

まず、渋谷区全体の中古マンション価格を長期で確認します。

渋谷区の中古マンション価格を長期で見る

ここで掲載するのは、代々木公園・代々木八幡だけではなく、渋谷区全体の中古マンション成約㎡単価です。

2002年度は67.06万円/㎡。2007年度には93.20万円/㎡まで上昇しましたが、2011年度には74.10万円/㎡まで下がっています。

その後は、2014年度93.49万円/㎡、2020年度119.09万円/㎡、2025年度220.47万円/㎡となりました。

長期では現在が高い水準にありますが、24年間ずっと上昇してきたわけではありません。

年度ごとに成約したマンションの築年、専有面積、立地なども異なります。渋谷区全体の上昇率を、代々木公園・代々木八幡にある個別マンションへそのまま当てはめることはできません。

渋谷区 中古マンション成約㎡単価の推移|2002〜2025年度
渋谷区の中古マンション成約平方メートル単価の推移2002年度から2025年度まで、24年度分の成約平方メートル単価を示す折れ線グラフです。60100140180220万円/㎡67.06200293.20200774.10201193.492014119.092020220.472025年度渋谷区の中古マンション成約平方メートル単価の推移2002年度から2025年度まで24年度分の成約平方メートル単価を示す折れ線グラフです。60140220万円/㎡67.06200293.492014220.472025年度
  • 2002年度:67.06万円/㎡
  • 2003年度:65.99万円/㎡
  • 2004年度:69.13万円/㎡
  • 2005年度:71.68万円/㎡
  • 2006年度:75.66万円/㎡
  • 2007年度:93.20万円/㎡
  • 2008年度:84.00万円/㎡
  • 2009年度:79.25万円/㎡
  • 2010年度:80.96万円/㎡
  • 2011年度:74.10万円/㎡
  • 2012年度:74.19万円/㎡
  • 2013年度:78.44万円/㎡
  • 2014年度:93.49万円/㎡
  • 2015年度:97.27万円/㎡
  • 2016年度:102.22万円/㎡
  • 2017年度:104.30万円/㎡
  • 2018年度:107.58万円/㎡
  • 2019年度:112.62万円/㎡
  • 2020年度:119.09万円/㎡
  • 2021年度:137.09万円/㎡
  • 2022年度:153.67万円/㎡
  • 2023年度:163.52万円/㎡
  • 2024年度:187.48万円/㎡
  • 2025年度:220.47万円/㎡

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「中古マンションの区市町村別成約状況」。代々木公園・代々木八幡だけではなく、渋谷区全体の中古マンション成約データです。年度ごとに成約したマンションの築年、専有面積、立地等の構成も異なります。

渋谷区のマンション売却相場を見る

代々木八幡駅は2019年に大きく造り替えられました

現在の代々木八幡駅は、2019年の駅改良で大きく変わりました。

小田急電鉄は2015年から工事を進め、2019年3月16日に新しい駅の使用を開始しています。

従来の駅から、10両編成に対応する長さ210mの島式ホーム1面2線へ変更されました。

あわせて、橋上駅舎、ホームドア、エレベーター、南北を結ぶ自由通路も整備されています。

この工事は、新宿―代々木上原間で各駅停車を10両編成化する計画に対応するものでした。

駅舎だけではなく、ホームの構造や長さ、駅を横断する動線まで変わった改良です。

その後、改札階から山手通りへつながる連絡通路なども整備されています。

代々木八幡駅が変わった流れ
  1. 駅改良工事開始
  2. 新駅使用開始 10両編成対応 210m島式ホーム1面2線 橋上駅舎 ホームドア エレベーター 南北自由通路
  3. 山手通りへの連絡通路等を整備

現在の駅周辺は、こうした駅改良によって人の動線も変わっています。

住宅地には、昔の川と高低差が残っています

駅から周辺の住宅地へ入ると、場所によって街の形が変わります。

渋谷区の景観計画では、この地域の特徴として旧河骨川の旧河道や、台地から低地へ下る地形が挙げられています。

旧河骨川は現在暗渠となっていますが、かつて川だった場所の緩やかな線形は、現在の道路や遊歩道にも残っています。

代々木五丁目では、台地から低地へ下る斜面に、中低層マンションと戸建住宅が混在しています。

一方、山手通り沿いでは中高層の集合住宅が増え、内側の住宅地とは建物の規模や街並みが変わります。

そのため、同じ代々木公園・代々木八幡周辺でも、富ヶ谷、元代々木町、代々木五丁目など、場所によってマンションを取り巻く条件は同じではありません。

マンションの売却を考え始めたら

渋谷区全体の価格推移だけでは、代々木公園・代々木八幡周辺の個別マンションの価格は分かりません。

同じ駅を利用するマンションでも、築年、専有面積、建物規模、駅からの距離、周囲の道路や建物、住戸条件によって比較対象は変わります。

査定価格を見るときは、自宅とどのマンションを比較しているのかも確認してください。

自宅と立地や建物条件が近いマンションの売出価格や取引事例を見ることで、査定額の根拠を確認しやすくなります。

まだ売却すると決めていない段階なら、査定価格や売出価格、媒介契約など、気になるテーマから確認していただくだけでも構いません。