エリア別マンション売却

祐天寺のマンション売却相場と、駅前で進んでいる街づくり

祐天寺駅では、ここ10年ほどの間に駅そのものと駅前の両方で変化がありました。

2017年には、特急や急行などが祐天寺駅に停車する電車を追い越せるよう、通過専用の線路が新設されました。駅設備の改良も行われ、その後は駅前広場や歩行空間の整備へと街づくりが続いています。2025年11月には、駅前広場にベンチなどを仮設し、今後の駅前広場のあり方を検討する取り組みも行われました。

祐天寺にマンションを所有している方にとって、長期の価格推移とともに、最寄り駅や駅前がどのように変わってきたのかは知っておきたい情報です。

目黒区の中古マンション価格を長期で振り返る

ここで掲載しているのは、祐天寺駅だけではなく、目黒区全体の中古マンション成約㎡単価です。

2002年度は56.23万円/㎡、2025年度は155.09万円/㎡となっています。

直近の価格上昇は皆さまもご認識の通りですが、20年以上の推移では、2007年度の78.11万円/㎡から2012年度の65.05万円/㎡まで下落した時期があったことも興味深い事実です。

目黒区 中古マンション成約㎡単価の推移|2002〜2025年度
目黒区の中古マンション成約平方メートル単価の推移2002年度から2025年度まで、24年度分の成約平方メートル単価を示す折れ線グラフです。5075100125150万円/㎡56.23200278.11200765.052012102.312020155.092025年度目黒区の中古マンション成約平方メートル単価の推移2002年度から2025年度まで24年度分の成約平方メートル単価を示す折れ線グラフです。50100150万円/㎡56.23200265.052012155.092025年度
  • 2002年度:56.23万円/㎡
  • 2003年度:55.96万円/㎡
  • 2004年度:58.72万円/㎡
  • 2005年度:58.69万円/㎡
  • 2006年度:68.18万円/㎡
  • 2007年度:78.11万円/㎡
  • 2008年度:70.29万円/㎡
  • 2009年度:71.65万円/㎡
  • 2010年度:70.62万円/㎡
  • 2011年度:67.46万円/㎡
  • 2012年度:65.05万円/㎡
  • 2013年度:71.74万円/㎡
  • 2014年度:79.77万円/㎡
  • 2015年度:87.14万円/㎡
  • 2016年度:88.50万円/㎡
  • 2017年度:92.11万円/㎡
  • 2018年度:93.46万円/㎡
  • 2019年度:94.02万円/㎡
  • 2020年度:102.31万円/㎡
  • 2021年度:113.86万円/㎡
  • 2022年度:121.98万円/㎡
  • 2023年度:126.63万円/㎡
  • 2024年度:138.41万円/㎡
  • 2025年度:155.09万円/㎡

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「中古マンションの区市町村別成約状況」。目黒区全体の中古マンション成約データです。年度によって成約したマンションの築年、面積、立地などが異なるため、祐天寺駅周辺や特定のマンションそのものの価格推移ではありません。

2017年、祐天寺駅に「通過専用の線路」ができました

祐天寺駅のホームの間には、電車が停車しない線路が1本あります。

これは、特急・通勤特急・急行などが、祐天寺駅に停車する電車を追い越すためにつくられた通過専用の線路です。

祐天寺駅では2013年から駅改良工事が始まり、2017年3月にこの線路が使われるようになりました。

工事は線路の新設だけではありません。エスカレーターや改札の新設、耐震補強なども行われ、その後、2018年には駅ビルの建替えや、街の東西をつなぐ自由通路、高架下店舗の整備も進みました。

祐天寺駅の改良
  1. 相対式2面2線
  2. 駅改良工事着手
  3. 通過専用線を供用開始
  4. 駅ビル・自由通路・高架下等を整備

今度は、駅前広場や歩行空間が変わろうとしています

駅の改良に続いて、現在は駅前広場や歩行空間の整備が検討されています。

目黒区では2018年から地域との検討を始め、

  • 2019年 整備構想
  • 2020年 整備方針
  • 2021年 整備計画

と段階的に計画をまとめてきました。

2022年以降は、祐天寺駅周辺が「まちなかウォーカブル推進事業」の対象となっています。

さらに2025年11月には、駅前広場にベンチなどを仮設し、今後の駅前広場のあり方を検討する取り組みが行われました。

2026年5月時点でも、駅前広場の再整備や駅通りについて検討が続いています。

2010年代には駅そのものが改良され、現在はその周辺へと街づくりが広がっています。

祐天寺駅周辺の街づくり
  1. 整備構想
  2. 整備方針
  3. 整備計画
  4. まちなかウォーカブル推進事業
  5. 駅前広場でベンチ等を仮設する取り組みを実施
  6. 駅前広場再整備を引き続き検討

祐天寺のマンションを売るときにも、街の変化は一つの材料になります

マンションを売却するとき、価格だけを伝えて買主に選んでもらうわけではありません。

「このマンションに住むと、どんな暮らしになるのか」

そのイメージを持ってもらううえで、最寄り駅や周辺環境も物件の魅力の一部になります。

祐天寺では、駅設備の改良がすでに行われ、現在は駅前広場や歩行空間についても次の整備が検討されています。

こうした地域の変化を知っておけば、売却するマンションそのものの特徴だけではなく、祐天寺で暮らす魅力まで含めて、買主へ何を伝えるべきかを整理しやすくなります。

特に実際の販売では、物件広告、写真、内見時の説明など、買主がそのマンションでの生活をイメージする場面がいくつもあります。

売出価格を考えるだけでなく、そのマンションと祐天寺という街の魅力をどう伝えるかまで考えることも、売却準備の一つです。