1|どの比較事例を使っているか
まず確認したいのは、各社が何を比較対象にしているかです。
同じマンションの成約事例を重視している会社もあれば、近隣の類似マンションまで広げて比較している会社もあります。
また、現在売り出されている物件を参考にしている場合もあります。
売出価格と成約価格では情報の意味が違うため、
「この査定では、どの事例を使っていますか?」
と確認します。
比較事例の詳しい読み方は、「マンション査定書の見方」で確認できます。
2|比較事例と自室の違いをどう評価したか
同じ事例を使っていても、自室との違いをどう見るかで査定価格は変わることがあります。
確認したいのは、たとえば、
- リフォーム・室内状態
- 間取り
- 階
- 向き
- 眺望
- 住戸位置
などです。
大切なのは、固定的な補正率を見ることではなく、
「この事例と自室の違いを、今回の査定ではどう考えましたか?」
と聞くことです。
3|現在の競合をどう見ているか
査定は過去の事例だけで決まるものではありません。
今、自室を売り出した場合に、買主から何と比較される可能性があるのかも重要です。
同じマンションや近隣に似た物件が現在売り出されていれば、その価格や住戸条件が販売時の比較材料になります。
各社に、
「現在の競合物件は何ですか?」
「その物件と自室は、どう比較されると考えていますか?」
と確認します。
4|どのくらいの販売期間と売り方を想定しているか
査定価格を見るときは、その価格でどのような販売を想定しているのかも確認します。
売却までの期間を重視するのか、価格を重視して少し高めから市場の反応を見るのか、価格と期間のバランスを取るのかで、価格の考え方は変わります。
各社に、
「この査定価格は、どのくらいの販売期間を想定していますか?」
「この価格で、どのような販売を想定していますか?」
と確認します。
高い査定額だからといって、必ずしも高く売れるわけでも、媒介契約を取るために意図的に高くしているとも限りません。
大切なのは、その価格を出した理由を確認することです。
